【書評】「世界のエリートは10冊しか本を読まない」を読んでみた感想

「俺のターン!200冊のビジネス書を生贄に、俺の切り札「最高の10冊」を召喚!」

今回は、鳩山玲人さんの著書「世界のエリートは10冊しか本を読まない」を読んでみた感想を紹介します。

この本を見た時「世界のエリートは10冊しか本を読まない?絶対タイトルで釣ってるわ」なんて思いました。

しかし、なんだかんだ中身が気になって、気づいたら買っていました(笑)。

やはり10冊しか読まない理由が気になりました。上手いですね。このやり方覚えておこう。

それでは、読んでみた感想を紹介していきます。

本を読む時のマインドが変わった

「世界のエリートは10冊しか本を読まない」を読んでからは、「いかにこの本を自分に活かすか」という視点で本を読むようになりました。

そのきっかけになったのがこの言葉。

「自分が主人公ならどうするか」で読んでいますか?

世界のエリートは10冊しか本を読まない36p

依然の私は、本を読む時に「何かいいアイデアないかな~。楽してお金稼ぎたいな~」みたいな感じで本を読んでいました。

ポケモンで言うところのレベル100の裏技てきな。13番目の道具をセレクト押して、ポッポを倒せばOKみたいなそんな楽して、無双できる「異世界転生」みたいな夢を見ていました。

しかし、現実は甘くありません。美少女が空から降ってくることもありませんし、目覚めたらチートスキルが覚醒することもありません。

そんな甘ったれな考え方だった私の考えを一変させる言葉がありました。

それが、

「自分が主人公ならどうするか」で読んでいますか?

でした。

「確かにな」と。どこか他人事というか、じゃあ本で読んだ知識を本気で実践しようと思って読んでいるかと聞かれたら、間違いなくNO。断じてNO。

そんなんじゃ何冊読もうが、役に立ちません。

料理が作れないのに、うんちくだけは知っている調理師のようです。

知識は使いこなしてこその知識。

なので、私はこれから「自分を主人公」だと思って、自分の身になるための読書をしていこうと心に誓いました。

最強の10冊のために、全ての本を捨てるのはもったいない

常に10冊を厳選して持っておくことで、いつでもその10冊をすぐに読み直すことができて、課題の解決に役立つと言っていました。

しかし、私はぶっちゃけ理想論かなと思います。

なぜなら、人間そう簡単に物を捨てられないから。

例えば、漫画。何度も読んで、最近ではめったに読まなくなった漫画でも、なかなか捨てられないものではないですか?

ちなみに私は無理です(笑)。

「いつかまた読みたくなるかもしれない」

と思って、捨てられません。

高校生の時に集めていたナルトやBLEACHも母親に捨てられるまで、ずっと取ってありました(笑)。

そこで、私は捨てなくても良いのでは?と考えます。

常に見える位置に1軍、見えない収納で2軍

机などの見えるところには「1軍の10冊」を置き、その他の本は、見えない棚に2軍としてしまって置くことにしました。

そして、2軍でもあきらかにもう読まない本を断捨離して行くことに。

こうすれば、すぐに10冊を手に取れるし、本を捨てずに済みます。

とりあえず疑似的に、最強の10冊効果を享受できるようにしようかなと思います。

何かいい方法があれば教えてください。

捨てられる決断力がある方、尊敬します。

本を読んでも成果が出ない人におすすめ

「ビジネス書を読んでいるんだけど、自分の人生が一向に変わらない」

本を読んだ時って「うおーー!今なら何でもできる気がする」みたいな意味不明なテンションになりますよね。

黒子のバスケの「ゾーンに入った万能感」みたいな感じです。

でも、実際に効果があるかというと、そうでもない。

ということは、そのままの読書を続けていても、人生は結局1ミリもよくなりません。

給料は変わらないし、恋愛も上手くいかない、そんな人生を良くしたい。

そんな思いから読書をしているかと思います。

今の停滞した人生から、変わりたいと本気で思った時には「世界のエリートは10冊しか本を読まない」をぜひ読んでみてください。

読書の仕方から見直してみると、気づきがあるかもしれません。

ドラクエでもあてもなく旅するよりも「地図」を持って旅したほうが早く目的地に着けますよね。

なので、あてもなく読むのではなく、ぜひ読書の仕方を勉強して、目的を持って、本を読んでみて下さいね。