「あなたは自分をしっかり売り込めていますか?」
こんにちは、楽しい食事の時間を提供することをモットーに、料理を作っている調理師のだいきです。
この自己紹介どうでしょうか?
あなたに良い印象を与えることができていますか?
実はこの文章も「セールスの本質」で学んだことを2つも使って書いています。
「営業の本だから、少しでも参考になったらいいな」くらいで本を購入したのですが、めちゃくちゃ有益で、買ってよかったと思っています。
この記事では、そんな「セールスの本質」を読んでみて私が感じた感想を書いていきます。
本の内容は書きませんが、本書で学んだテクニックを存分に使って書いていきますので、ぜひ探ってみて下さいね(笑)。
「セールスの本質」を読んだことで、一番変わったことは、言葉の選び方です。
以前の私は、言葉が足りな過ぎました。
「こんなこと言わなくてもわかるだろ」みたいな考えが常に頭にありました。
しかし、自分がわかっていること=相手もわかっているというわけではありません。
文章にしたら「カレーは美味い」くらい当たり前なことなのですが、以前の私はわかっていませんでした。
いえ、正確に言うと、わかっているつもりになっていました。
そして、この本を読んだことで、いかに今までの自分が間違っていたのかに気づくことができました。
例えば、私はこんな質問を面接などで、受けることが多かったです。
だいきさんは、どんなところで料理を作っていたのですか?何料理を作っていましたか?

ホテルの洋食部門で、宴会料理を作っていました。
こんな返しでは落第です(笑)。これが本を読む前の語彙力。全然プロっぽくないです。
今ならこう答えます。

都内のホテルで、土日には婚礼のコース料理や二次会の立食パーティーの洋食を提供する部門を担当していました。人生で1度しかない結婚という一大イベントを心から楽しめるように、ローストビーフのお肉の種類によって、中心温度を1℃単位で調整するなど、細部にこだわって、料理を提供していました。
どうでしょう?
あなたが面接官なら、どちらが好印象でしょうか?
間違いなく後者のほうが好印象なのではないでしょうか。プロっぽいですよね。これで私が本当に調理師なんだと伝わったかと思います。
これがプロの立場になって「言葉を選ぶ」大切さです。
「セールスの本質」を読むことで、相手の立場になって話すことの重要性や「言葉選び」の大切さを身に染みて学ぶことが出来ました。
営業職ではなくても、セールスの技術を使う場面はたくさんあります。
知っておくだけで、仕事だけでなく、転職の面接や恋愛にもいかせる機会はたくさんありますので、興味がある方は、ぜひ自分の人生に活かしてみて下さいね。
当然ですが、営業をやっている人向けの本なので、私のような調理師が読んでも、あまり参考にならない部分もありました。
調理師というくくりでは参考にならない部分が多かったですが「コミュニケーション術」ととらえれば、参考になる部分も多かったです。
でも「相手の話を絶対否定しない」という部分には、あまり共感できませんでした。
なぜなら、相手が求めているものが正解とは限らないと思うから。
例えば、ポケモンで、どうしてもケーシィ―が欲しい人がいたとしましょう。でも、その人は、ケーシィ―がすぐにテレポートしてしまって、上手く捕まえることができません。
そして、何を思ったか、マスターボールを使おうとしています。
それを見たあなたは、否定しちゃいけないから、黙ってみていますか?
いくらその人が、ケーシィ―を求めていても、止めるのが優しさだと私は思います。ねむりのこなで眠らせてから、捕まえれば簡単だよと教えてあげればいいのです。
いくら自分の商品を売りたいと言っても、最善の方法が他であれば、否定してでも教えてあげるのが最善だと私は考えます。
あなたは、どう考えますか?
「セールスの本質」を読んでみた感想を紹介しました。
「セールスの本質」を読むことで、営業技術を学ぶことができ、普段のコミュニケーションを円滑に進めることが出来るようになります。
- 部下との連携がスムーズになる
- 恋愛での自分の好印象なアピール方法
- 面接での受け答えを好印象に
など、様々な場面で応用できる技術を学ぶことができます。
あなたは面接でスラスラと話したいと思いませんか?
可愛いと思った女性に好印象を持たれる話し方をマスターしたいですよね。
自分は口下手だなと感じている方は、一度本書を手に取ってみるのも良いでしょう。
そして、自分のキャリアアップに活かすもよし、合コンなどで、印象をよくするために使うもよしです。自分の悩みにどう活かすかを考えながら読んでみて下さいね。
実はこの最後の文章も、ふんだんに本書で学んだことを含んで書いています。
もし、少しでもこの本を魅力的に感じてもらえたら、私はこの本を使えているということになります。さっぱり魅力的に感じなかったという方がいたら、私の実力不足です。
この本を読みなおしたいと思います(笑)。
参考になったら幸いです。