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- いくら美味しくても、作るのがめんどくさかったら無理…
- なるべく楽して、美味しいものが食べたい
そんな方におすすめなのが「魔法のてぬきごはん」。
この記事では、調理師の僕が「魔法のてぬきごはん」を読んでみて、実際に料理を作ってみた感想を紹介します。
本当に美味しくて、簡単な料理かがわかりますので、ぜひ参考にご覧ください。
本日発売!
— てぬキッチン (@Tenu_Kitchen) September 18, 2020
お菓子レシピ本大賞の魔法のてぬきおやつの続編✨
『世界一ラクチンなのに超美味しい!魔法のてぬきごはん』
面倒なことが大嫌いだけど美味しいものが食べたい私が、とにかくラクすることを考えて一冊を作りました!
ぜひお手に取っていただけると嬉しいです♪https://t.co/lkHP1wjp9q pic.twitter.com/tITfxTcoEV
「魔法のてぬきごはん」は、YouTubeチャンネル登録者様77万人の「てぬキッチン」さんが出されたレシピ本です。
「できるだけ手を抜いて、少ない材料で、誰でも失敗せずに美味しく作れるレシピ」をコンセプトに、YouTubeで人気のレシピが揃えられています。
調理の仕方ごとにレシピが載っていたり、人気のレシピトップ10などもあり、めんどくさがりの味方のような本。
それが「魔法のてぬきごはん」です。

「魔法のてぬきごはん」を買った一番の理由は、てぬきの文字に惹かれたことです。
なんともいい言葉だと思いませんか?
てぬき。
僕は、何をするにも、なるべく楽に効率的にやりたい派なので、てぬきにめちゃくちゃ惹かれてしまいます。
例えば、ゲームとかでも、あの場所でレベル上げをしたら効率的だとか、こう進んだら、最速でダンジョンを攻略できるなとか考えるのが大好きです。
なので、本書のコンセプトである「できるだけ手を抜いて、少ない材料で、誰でも失敗せずに美味しく作れるレシピ」は、めちゃくちゃいいなと思いました。
なので、日々の料理が1㎜でも効率化できればいいなと思って、「魔法のてぬきごはん」を買うことにしました。

本書でも、
- 材料は5つまで
- 電子レンジ料理
- 小分けの料理を分けない
- 揚げ物はフライパンで
- ポリ袋を使って混ぜる
などの王道の時短アイデアを使いつつ、美味しいレシピがたくさん掲載されています。
僕がこれはいいなと思ったのが、小分けする料理を分けないことです。
例えば、小分けにしないつくね。
つくねが食べたくなった時、どうしても、小っちゃく分けるのがめんどくさくて、作ろうと思えませんでした。
でも、本書の「分けない」を知ったことで、「あ~分けずにそのまま焼いちゃえばいいのか」と、料理のハードルがかなり下がりました。
小分けにしないという発想があるだけで、今まで「これ食べたいけど、作るのがめんどいから無理だな」とあきらめていた料理も「作ってもいいかな」と思えるようになりました。
あと、どうしても紹介したいのが、卵サンドの作り方です。
本書ではゆで卵を作らずに、電子レンジのみで作ってしまいます。
「これは天才か!」と思いました。
卵サンドって、ゆで卵を作るのがめんどくさくないですか?
かといって、スーパーの卵サンドは添加物とか入ってそうで、買いたくないんです。
だから、定期的に自分で食べたいから、自炊しないといけないけど、とにかくゆで卵を作るのがめんどくさい。
というループに入ります。僕のような方は、共感してくれるはず(笑)。
そのめんどくさいを解消してくれる画期的なレシピがあったんです。これは革命です(笑)。
これからは「よし!卵サンドを作るぞ…」と気合を入れていましたが「卵サンドでも作ろっかな♪」くらいの意気込みで済みそうです(笑)。
作ってみたレシピの感想を紹介していきます。
作ったら、随時更新していきます。

電子レンジのみで作る「カルボナーラうどん」を作って食べてみました。
電子レンジのみで、本格的なカルボナーラうどんを作ることができました。唯一めんどくさいと思ったのは、材料を切ることくらいでしょうか。
簡単でよかったです。
味は「濃厚なカルボナーラ」みたいな感じを想像してもらえるといいかもしれません。
僕は、カルボナーラうどんがあまり好きではないので、(じゃあなんで作った)、まあまあ美味しいかなといった感想でした。
でも、妻は「すごく美味しかった」とご機嫌でした。
カルボナーラうどんが好きな方には、おすすめできるレシピでした。

混ぜて、フライパンで焼くだけの「ビッグなもやしチヂミ」を作ってみました。
文字通り混ぜて焼くだけなので、超簡単です。
これも不満があるとすれば、ニラを切るのがめんどくさいくらいでしょうか。
まず思ったのが、もやしをチヂミに入れるなんて斬新ですよね。
なので、気になって作ってみました。単純にチヂミが食べたかったのもあります(笑)。
感想はというと「超うまい!タレも最高」でした。
もやしとチヂミの生地の食感が絶妙で、実に僕好み。
モチモチ感が少な目で、かといって、柔らかすぎず、絶妙な塩梅です。
味もシンプルで、タレとの相性が良かったです。雰囲気「餃子」っぽいかなと思いました。
ご飯のおかずとしても、全然ありで、最近食べたチヂミの中ではナンバーワンの美味しさでした!

豚バラと大根を一緒に炊き込んでしまう「豚バラ大根ごはん」を作ってみました。
味が足りない場合は、塩をふってくださいと記載されていたので、塩をふって食べてみました。
感想は「めちゃくちゃ美味い」。
豚バラの旨味と大根のアクセントが素晴らしいレシピです。
美味しいおにぎりを食べているような気分になってきます。
間違いなく塩は振ったほうがいいですね。
普通に毎週食べてもいいくらい美味しかったです。
しかし、1個だけ注意点が…。
1日置くと、底の方に油がたまって、べちょべちょになってしまいました。
なるべく、食べきれる量で作るのがおすすめですよ。

電子レンジのみで作る「サバの味噌煮」を作ってみました。
豆板醤を使って、サバの臭みを取るのがこのレシピの特徴です。
食べてみると、思ったよりも「濃い目の味付け」。
汁は少しでいいくらいの味付けです。これも臭みを消すためですかね?
薄味がいい方は、少し注意が必要です。
あとは、豆板醤でけっこうピリ辛です。
僕は辛いのが苦手なので、けっこうギリな辛さ。
サバの臭みはというと、ちょっと残っているけど、まあ我慢できるかなみたいな感じでした。
また作るかと言われると、微妙なレシピだったかなと思います。

焼肉のタレとバターで炒めるだけの大根ステーキを作ってみました。
作るのが簡単で、調味料も少ないので、もう1品なにか欲しい時とかにいいですね。
味はというと、こってりした大根みたいな感じです。
焼肉のタレとバターで、だいぶ濃厚な味。そのこってり感を大根が中和してくれているみたいなイメージです。
食べてみて思ったのですが、大根の皮は、がっつりむいてしまったほうがいいですね。
いつもの感じでむくと、ブニョブニョした食感が口に残ります。
煮た時は気にならないのですが、レンチンと焼くだけでは、微妙でした。
なので、大根ステーキを作る時には、皮をいつもより多めにむく方がいいですね。

つくねを小分けにせず、そのまま焼いて、ソースとマヨネーズと食べる「ビッグなソースマヨキャベツつくね」を作ってみました。
混ぜて焼くだけなので、めんどくさいのは、キャベツを切るだけ。
めちゃくちゃ簡単に作ることが出来ました。
気になるお味はと言いますと、まんま「お好み焼き」。
ひき肉メインのお好み焼きを食べているような感覚で、ごはんのおかずという感じではありませんでした。
まずまずといった感想です。
美味しいけど、リピートはないかなといった感じです。お好み焼き好きは一度試してみるのもありかもですね。

またまた分けないシリーズの「ビッグなヘルシーもやしつくね」を作ってみました。
こちらは、もやししか入らないので、さらに簡単に作ることができました。
もう本当に作るのがめんどくさい時の選択肢にいいかもしれません。
味はというと「普通」といった感じ。
特に特徴もなく「鶏ひき肉焼きました!」みたいな味です。
もやしのしゃきしゃき感があって、美味しかったです。もやしがいいですね。
とにかく簡単で、もしかしたら、今後も作るかもしれません。
美味しいというより、超めんどくさい時の救世主みたいなレシピかなと思います。

素晴らしいレシピ本だと思いましたが、1個だけ不満点があります。
それが「これ、絶対てぬきじゃなくね?」と思うレシピが何品かあったことです。
たしかに、その料理自体はてぬきになっているのですが、てぬきというコンセプトからは外れているのかなと思いました。
「めんどくさがり」に優しいレシピのみだったら、もっと最高だったなと思います。
ちょっとだめなところを言いましたが、全体的には、簡単で「これなら作っても良さそう」と思えるレシピばかりで、料理の時短につながるアイデアをたくさん知ることができました。
普段めんどくさがって作っているおかずやストレスをためながら、成形している料理などが、本書を読むと、驚くほど簡単に作ることができます。
おすすめできるレシピ本です!
最後にどんな人におすすめなのかを簡単に紹介します。
「魔法のてぬきごはん」がおすすめの人の特徴は下記のとおり。
- お肉や揚げ物が好き
- うどんやパスタを電子レンジで作りたい
- 大根の使い道を探している
- 餃子などの小分けにする料理がめんどくさいと思っている
こんな特徴を持つ方におすすめです。
「魔法のてぬきごはん」には、他のレシピ本に比べて、揚げ物やお肉のレシピが多く掲載されています。
ヘルシーというよりも、ガッツリ食べたい方に向いていますね。
あとは、レンチンで作るうどんとパスタのレシピも充実しています。他のレシピ本では、2品とかしか載っていないことが多いですが、「魔法のてぬきごはん」では、
- パスタが7個
- うどん5個
とレシピが豊富。
他に気づいたのは、大根のレシピが多いということ。
「大根を1本使い切るのってなかなか大変…」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方にも「魔法のてぬきごはん」はおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。
- 共感を得る
- おすすめの人の悩みを書く
そんな方におすすめなのが「○○本」。
この記事では、調理師歴13年でめんどくさがりの私